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只今行政訴訟原告募集中!

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行政訴訟原告募集のお知らせ

2012/01/30 11:52
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【行政訴訟原告募集のお知らせ】



 玄海原発プルサーマル裁判の会は、国に対して玄海1〜4号機に関する定期検査終了証を交付してはならないという行政訴訟を準備しています。2月末に提訴の予定です。
                      

 理由は、

1.国の安全設計審査指針が間違っていることが明らかになったので、新しい指針に適合していない限り運転は認められない。

2.福島原発は、地震による配管の損傷の可能性があり、事故原因が解明されていない。机上のストレステストは意味をなさない。

3.津波の影響のみを考慮した緊急安全対策は、全く対策になっていない。よって、安全の保証が出来ていないので、国は定期検査終了証は交付してはならない。


ということです。

 私たち玄海原発プルサーマル裁判の会は、脱原発社会を希求し、2年前の2010年8月9日、日本で初めてプルサーマル発電を開始した玄海原発3号機MOX燃料使用差止訴訟を九電に対して起こしました。2011年7月7日には、玄海2、3号機の再稼働差止仮処分を申請しました。また、2011年12月27日玄海1〜4号機の運転差止を提訴しました。

 現在玄海全4基すべてが停止しています。私たちはこの原発が二度と動くことのないように打てる手すべてを打つべく「原発は怖い」「放射能は嫌だ」と思っている人すべての人の力を結集して阻止していきたいと思っています。もし、福島の事故の収束も見ない内に再稼働が開始されたら、福島の事故のことも、すべてなかったことにされそうです。原発を止めるため、今出来ることを何でもしなければならないと思っています。

 原告は提訴直前まで募集しています。
 提訴時には、訴状に原告の委任状を添付する必要があります。こちらから委任状を郵送いたしますので、ご記入の上ご返送ください。まずは下記まで連絡をお願いします。
 原告費用は、年会費1万円です。すでに九州電力の訴訟で原告になられている方は今回の原告費用の内、印紙の実費5千円を負担くだされば結構です。複数訴訟で原告になられても次年度からの原告会費は1万円です。現在支える会、その他会員の方は、是非原告に移行していただければ幸いです。

 一人ひとりが出来ることを見つけ、声をあげて、みんなの力で原発を止めましょう。みなさまの参加をお待ちしています。



連絡先:
〒840−0844 佐賀市伊勢町2−14
玄海原発プルサーマル裁判の会
tel 0952−37−9212  fax 0952−37−9213
e−mail:saiban.jimukyoku★gmail.com(★を@に換えてください)
問い合わせ先
於保(おぼ) 090−3325−0651
江口  080−5254−6866

2012年1月30日


今、なぜ行政訴訟なのか?
これまでの私達の活動はこちらを御覧ください。「原発さえなければ」
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脱原発世界会議2012YOKOHAMAへ参加して

2012/01/24 22:27
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↑けっこう評判だった?ブース展示
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↑トークライブでは「石丸さんの話が聞けて良かった」と言われました。
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↑交流会では山本太郎さんも駆けつけてくださいました!真っ先に取り囲んだのは私達でした、、、太郎さんありがとうございました。




脱原発世界会議2012YOKOHAMAに参加してきました


 2012年1月14(土)〜15日(日)、脱原発世界会議2012YOKOHAMA(開催地:パシフィコ横浜、主催:脱原発世界会議実行委員会、事務局:ピースボート内)へ玄海原発プルサーマル裁判の会も参加してきました。

 会場では主催側による様々なイベント──識者や著名人によるパネルディスカッションやライブなどが目白押し。また一般公募により市民団体などがブース展示とイベント企画で参加。こちらは海外を含む100以上の団体の参加でした。2日間の合計で 11,500名の入場者でした。
 とにかく会場全体が人でいっぱい。子どもさんから年配の方、まさに老若男女。外国の方。私達のような参加者、そして一般来場者。会議スタッフ、ボランティア、技術スタッフ、プレス。
 
 私達はブース展示と、90分の企画で参加です。ブース展示は2日間通しの展示。基本的に市民団体などの活動紹介で、どのブースも各団体が趣向をこらしてアピールしていました。


■これまでの活動をそのまんま紹介したブース展示■

 ブースでは、石丸代表のことばや活動の歴史、写真や新聞切り抜きなどを展示。他に、福島の汚染地図を玄海にあてはめたもの、デモに使用したプラカードなども。代表のことばは英語版も準備しました。
 また、原告募集案内などの資料や販売用の書籍など、割当ての机だけでは足りずスーツケースの上にありったけを並べ、最大限にスペースを活用しての展示でした。
 私達はブース前で資料配布をしたり裁判のことや玄海原発の状況説明、また15日の企画への参加呼びかけで、昼食もままならないほどでした。それだけ大勢の方が来られました。佐賀からのメンバーだけでは足りず、関東在住の方にも呼びかけ、手伝っていただきました。
 何カ所かあるブース会場のうち、我々のところが最もブースの数が多く、ブース間も狭いので満員電車状態でしたが、足を止めて質問してくださったり、声をかけると熱心に話を聞いてくださる方も多かったです。
 反響を呼んだのは、これまでの活動をまとめた15分程度の動画です。署名提出や要請の様子、県庁や九電の対応ぶり、デモの様子などをまとめたもの。欲しいと言ってくださる方もありました。近日中に完成版を公開します。


■トークイベントは「世界版座談会」■
 
 15日の15時30分より90分、私達の企画で「みんなで止める!玄海原発─市民訴訟のこれまで・これから─」と題し、トークイベントを行いました。佐賀から持って来た横断幕を壁に直接貼れないので椅子やドアを使って展示し、会場の雰囲気を盛り上げました。

 前半では石丸代表がこれまでの活動の経緯を例の動画を交えて話し、その後質疑応答と原告の呼びかけという内容。また、90分の最初と最後に、2分間のワークショップとして隣の席同士で会話をし思いを伝え合いました。
 事前打ち合わせはあまり出来ずに、それでも動画が助けてくれる!と思って始めましたが心配無用、「初美節全開」で進めることができました。

 トークが進むにつれ、入場者も徐々に増えて、最終的には70名ほどだったでしょうか。私達が裁判を始める前からお世話になっている関西の美浜の会の方も2名参加されており緊張しました。配布資料の英語版をつくったことに感心されていました。動画のテロップも一部英語で入れられたのは良かったと思います。
 質疑応答も活発に行われ、やはり県民投票の条例却下がとても関心を引きました。マイク係をしてくれたボランティアスタッフの方も、思いあまって意見を述べられたほどです。佐賀県出身でこちらに住んでいる方も意見を述べられました。そういう方はほかにもおいでだったかもしれません。

 5分延長までは認められていましたが、直後に急遽イベントが入り、時間厳守だったのでちょっと質疑応答の時間がもの足りませんでしたが、なんとか時間通りに終われてほっとしました。(山本太郎さんのイベントだったそうですが、結局開催されなかったそうです)

 事務局スタッフやネット中継の技術スタッフ、音響スタッフの方にも良くしていただきました。事務局スタッフの方には「熱心に聞いてもらって質疑応答も活発で良いイベントだったですね!」と言ってくださいました。ほかにIWJにも中継に入ってもらいました。
 イベント後、廊下でまだ話し足りない方が残っていろいろお話をし、その場で原告になってくださる方もいました。ほかにもいろんな企画がある中で、「ここに来てよかった」と言ってくださる方もあり、とても有り難かったです。


■新たなつながり、人の持つチカラ■


 参加した市民団体の交流会では、45名ほどの参加者があり、自己紹介や意見交換で盛り上がりました。
 原発に関心を持ち始めたばかりの大学生グループや、福島からの団体、以前から地道な活動を続けてこられた方たち、写真家グループ、などなど。
 お世話をしてくださった事務局スタッフの方にもお礼が言えてよかった!まだ若い彼女、毎日毎日遅くまで準備をされていたそうです。「どうなることかと思ってたけど、できて良かった!!」と。
 翌日は経産省テント村を訪問し、交流を深めてきました。議員会館を訪ねた後、帰佐しました。
 顔を会わせて伝え合うことの大切さと、人の持つ力を改めて確認できた2日間でした。また、一口に「脱原発」といっても、意識も手法も違う人たちがたくさんいること、そして私達はまだまだ勉強が必要であることも。
(O)


※トークイベントの様子はこちらから御覧になれます。
http://www.ustream.tv/recorded/19775727

※トークイベント配布資料『原発さえなければ』
こちらで御覧になれます。



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1月20日、3号機MOX裁判第5回公判と2、3号機再稼働差止仮処分第3回審尋

2012/01/24 18:23
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 1月20日の玄海原発プルサーマル裁判の会の公判に来られた皆さん、お疲れさまでした!

 また、原告になられた方、注目いただいているみなさん、ありがとうございます。

 まず経緯ですが、12月27日に新たに提訴した「玄海1〜4号機運転差止請求」の最初の公判は4月13日(金)となりました。

 これは3号機だけ従来の「プルサーマル・MOX燃料差止請求」への追加請求(12月27日)という形で運転差止を求めていたのですが、3号機についても1、2、4号機と同じく「新たな提訴」という形をとってくれという裁判所の意向(何か意図があるのではなく、事務的な問題と思います)もあり、1月18日に3号機だけ新たな提訴をしたことなどによるものです。

 よって、1月20日の公判は、3号機MOX裁判第5回公判と、2、3号機の「再稼働差止仮処分」第3回審尋ということとなりました。
 「全炉停止」原告になられた皆さん、しばしお待ちくださいということになりますが、情勢が動く中で、事務局も弁護士も対応に追われている中で取り組んでやっているという事情をご理解いただければと思います。

 しかし、主張の内容は、これまですでに、福島事故を踏まえて「すべて運転を停止しなければならない」ということを科学的根拠を基に全面展開しています。HPにこれまでの訴状などもありますので、ぜひ一読ください。http://genkai.ptu.jp/
 また福島からの避難者の方の意見陳述も4月公判時に行います。
 以上が20日までの経緯です。

 さて、1月20日の裁判。
 論点の1つは主に「MOX燃料が安全だという根拠」でしょうか。論点というか、そのデータを出す出さないという、入り口での話ですね。九電側の対応は「出すか出さないかを検討する。文書で出してくれ」とのらりくらりのふざけた対応。3・11前も、3・11後もまったく変わりません。九電交渉などに参加されている皆さんはいつも怒り心頭だったと思いますが、それじゃあ「裁判で訴えてやる!」といっても、裁判所でもあんなもんなんですよね。裁判官についても、まあ、あんなもんですね。

 だけど、私達は彼らの矛盾点を科学的に徹底的につつきます。そして、法廷闘争を有利に進めるためにも、同時並行で、九電交渉、県交渉、そして政府交渉で直接に追及し、1つ1つ成果を積み上げていきます。佐賀県などは担当者がろくにこたえず「交渉にならない」ことばかりですが、全国と連携して行っている政府交渉はいろいろ成果を引き出しています。

 最近では、12月19日の政府交渉
<動画のまとめ=http://www.youtube.com/watch?v=EwVrpEWy3Bw>で

 ・福島原発事故で地震によって配管が破損した可能性は否定できない
 ・原発の運転再開については、安全協定が結ばれる地域への説明と理解が必要

ということを、経済産業省・保安院も認めました。1月26日にはこの続きの交渉を、署名提出とともに行います。(初めての方も国交渉にもぜひ一緒に参加してほしいです。百聞は一見に如かずです!)
 これらの成果をまた次の公判で反映させることになります。

 なお、2月中をめどに、国に対して「地震や津波で重大事故が起きる危険がある」として「定期検査の終了証を交付しないよう求める」行政訴訟も起こします。これは泊原発で市民がすでに同種の裁判を起こしています。



 昨日の記者会見で「国に対する新たな裁判も、裁判の会がやるんですか?」と質問が記者から出されました。
 代表の石丸は「裁判は個人、個人がやるのです。裁判の会は運動をやるのです」と明快に答えました。
 原発再稼働阻止、すべてを止めるために、できることをじゃんじゃんやる、それが私達です。近日中に呼びかけ文もアップします。

 世論の7割が「脱原発」賛成といっても、「脱原発世界会議2012YOKOHAMA」に1万人以上の方が結集しようとも(私達自身も随分、気合を入れさせてもらえたし、新しいつながりもできましたが)、ムードで核軍事力信奉者、カネまみれの権力者を中心とする原子力ムラは解体できません。
 「原発を子ども達のために今こそ絶対止める!」という覚悟を持った人をどれだけつくれるかにかかっていると思います。そのためには「原発のしくみがわかった」「放射能のおそろしさを知った」後に、直接の行動に参加するのが一番ですよね。本当のことが分かります。結論は「私達自身が動かなければ変わらない」ということでしょうか。
 お仕事、家事・育児、日々の生活を大事にしながら、またそれを守るためにも、可能な範囲で少しずつでも力と知恵を出し合って、原発をすべて止めましょう。

 デモ行進ですが、6月11日は全国からの呼びかけもありましたが、佐賀では「再稼働のための住民説明会」阻止行動のためデモなどは準備できませんでした。(2011年6月のブログを参照)9月11日は、6〜7月の県庁攻防戦と、やらせ発覚、再稼働先送りを経て、福島への思い、脱原発の思いをみんな1つにしようということで、リレートークとデモ行進を行いました。「佐賀から変えよう!ここから変えよう!」と声をあげ、気持ちを1つにすることができました。あれは伝説になるんじゃないかと個人的には思ってます。
 http://genkai-saiban.at.webry.info/201109/article_4.html(背景写真は9・11デモの写真で彩られています)
 http://blogs.yahoo.co.jp/naganokoji1972/721581.html

 デモは市民へのアピールにもなるし、私達自身の結束にもつながるものだとあらためて感じた私達は、公判や節目ごとにデモをやることにし、10月21日の第4回公判後、11月25日「さよならプルサーマル・1号機脆性問題要請行動」後、そして1月20日、第5回公判後と続けてきました。
 10月は小雨の中、11月は県庁での抗議行動続投グループとデモ隊と2手に分かれたりと、波乱万丈でしたが、昨日は風が強かったですが、音楽隊もいて、ゆっくりと一歩一歩かみしめるような歩みでデモができました。
 朝日新聞だけがデモを写真入りで紹介してくれました。
 http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001201200002

 3・11も間近です。福島の犠牲から私達は学ばなければなりません。
 再稼働させたい連中にとっては「3・11」など関係ない話でしょうが、私達はこの日、あらためて脱原発への思いを1つにして、行動を誓い合う日としたいと思います。詳細が決まれば、また案内します!
(N)


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「原発さえなければ」  みんなで止める!玄海原発─市民訴訟のこれまで・これから─

2012/01/19 01:19
1月14ー15日、パシフィコ横浜で開催された「脱原発世界会議」へ、私達玄海原発プルサーマル裁判の会も参加してきました。ブース展示と、90分のトークイベントです。

これは、当日の配布資料です。2006年にはじまる私達の活動、裁判へいたらなければならなかった理由、これからのこと、すべてここにあります。

後日、PDF版をアップします。


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「原発さえなければ」

佐賀市(人口約23万人)は玄海原発から60kmくらいのところにあります。
 玄海原発は九州の北西部、佐賀県(約85万人)の端に位置します。立地している玄海町(6千人)を、唐津市(12万6千人)がぐるりと取り囲んでいます。
 すでに玄海1号機の設置から36年以上経過。プルサーマル計画浮上までは唐津市を中心に反対運動が展開されていたそうです。

私は、そのようなことを全く知らなかった。佐賀で生まれ、結婚後は横浜・千葉と関東に10年住んでいましたが33歳で佐賀に戻りました。4人の子供たちは自立し、現在は主人と犬1匹で佐賀市内に住んでいます
 50歳までは毎日が子育てと会社の往復で精一杯でした。新聞さえ読む時間がなく、慌しい毎日。だけど4人の子どもがいてくれて、仕事もがんばれました。
 「子どもは3歳までに一生分の親孝行をする」と何かで聞いていましたが、子育てというトンネルを出てから、この言葉にうなずきました。もっとあんな風にしてあげれば良かったと思うことばかりです。

 2006年はやっと自分の時間が持てるようになった頃でした。その年の2月7日、古川佐賀県知事は、唐突に玄海原発3号機のプルサーマル「安全宣言」を発表。私の反原発運動はその時からです。
 大切な子ども達の未来が酷いことになると知り、愕然としました。それまで知事は「プルサーマルは慎重に」と言い続けてきました。県民の命と財産を守るという立場で判断してくれる、と信じていた県民も少なくなかったかと思います。しかし知事は県民を裏切りました。

いち早く危機感を覚えた佐賀の主婦10人が立ち上がり、子ども達を守る闘いが始まりました。私はその時のメンバーの1人です。「原発とは?」「プルサーマルとは?」勉強会では初めて聞く事ばかりでした。
 その時の話は
@ 原発は原爆と同じ。プルサーマルの燃料は、長崎原爆の材料と同じプルトニウムである。
A原発の核のゴミを子孫に押し付けることになる。処理方策は何も決められていない。
Bプルサーマルは科学者間で意見が真っ向から対立している。
C原発の稼働の可否は、実質、県知事と地元町長のたった2人だけの判断による。
D原発を過疎地に作る訳は、人口密集地には作れないと法律で定められているから。
E被曝労働者なしでは原発は動かない。
このような話を聞き、安心安全な国と思っていた私は身も凍るような思いがしました。核の平和利用という言葉は真っ赤な嘘だったと思い知らされ、すぐにでも原発は止めるべきだと思いました。
 その後「プルサーマルの事前了解をしないで」と、2週間で2万余の署名を仲間で集めましたが、その署名は知事には届けられませんでした。

同時期に、アメリカのエドウィン・ライマン博士や日弁連の10名の方々も佐賀に来られ、識者の立場で佐賀県民にプルサーマルの危険性を伝え、また知事に面談を求めましたが、会うことはありませんでした。

同年3月26日、日曜日に二階経済産業大臣が来佐。古川知事は住民の声を無視して、「住民の理解は得られた」として事前了解を強行しました。
 命とお金、どちらが大切か誰の目にも明らかな事が通らないのが、原発政策なのです。

 私達は、玄海3号機のプルサーマルを止める手段として、市民の手でやれることをやろうと、県民投票を決意。「プルサーマル・大事なことは住民投票で決めよう佐賀県民の会」を発足。06年10月3日から2ヶ月間、県内各地域で座談会を開き、署名活動をしました。県民投票条例制定を求める49,609筆(法定数14,000)の署名を県議会に提出しました。

しかし翌2007年2月の臨時県議会であっけなく否決。
 理由は、「住民投票は議会の存在を否定する」「間接民主主義からの逸脱」「プルサーマルは議会が慎重に審議し判断する、県民では総合的な影響を評価できない」。県民には判断できないということでした。古い法律に縛られた住民投票は、民主主義と思わせておきながら、現実は市民の行動の矛先をずらし、怒りのエネルギーを削ぐ「ガス抜き」であると思い知らされました。私達は、本当に疲弊しました。

しかし私達は踏みとどまるわけにはいきません。なんとか運動を継続しようと、会を引き継ぎ「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」と改め再出発しました。
 その後も九電をはじめ、県・玄海町・国に対しても要望・質問書を出し、交渉を求め、市民の命と健康に関わる問題だからこそ、明確な説明を求め続けました。

しかし、九電は「企業機密」、県と玄海町は「国が安全と言っているから安全」が答え。国との交渉では「事故の責任は電力会社にある。国は安全に作業をやるよう電力会社に指導しているだけ」と、責任のたらい回し。誠意ある答えは未だに1つも得られていません。
 古川知事はこの6年間1度も県民に会おうとしません。(反対派にも賛成派にも会わないと言いながら、賛成派や九電には会っています。)

そして2009年5月23日、ついに玄海原発へMOX燃料がフランスから搬入されました。いっそうの反対運動を続けましたが、知事は全く県民の声に耳を傾けようともせず、2009年12月2日、県民に何の説明もデータ開示もないままに、玄海3号機で日本初のプルサーマルが運転開始されました。

玄海原発3号機のプルサーマルは実験そのもの。危険性は現実のものとなりました。私達は悩みぬきました。そしてやむにやまれず、これまでのあらゆる運動の延長線の上に、裁判を決意したのです。

 2010年2月21日に「玄海原発プルサーマル裁判の会」を立ち上げました。同8月9日、九州在住の原告130人で佐賀地裁に提訴。九州電力を相手に、玄海3号機MOX燃料使用差止請求をしたのです。そして…

 2011年3月11日。東日本大地震が起きたのは、奇しくも第2回公判の入廷中のことでした。
 この日を境に、私達の裁判運動もプルサーマル阻止から脱原発へと舵を切りました。原発に関心がなかった人達に1人でも多く伝えるために、いろんな場所でアピールし、座談会やイベント、再稼働阻止の抗議活動を何度も重ねてきました。中でも、座談会は初めて知った事実に真剣に耳を傾けてくれる方たちと出会える場所です。その後私達の行動に参加してくれる方も多く、大切な活動のひとつです。
 また市町の首長や、国・県・市町議員への協力願い、請願・陳情書提出、他団体との連携活動など、活動が毎日のように続きいくら時間があっても足りません。

 2011年7月7日。九電の再稼働の動きに急遽!2・3号機の再稼働差止め仮処分請求をしました。
 そして古川知事のやらせメール問題が発覚。これは、日本中の原発政策のもたれあいを暴露するもので、未だに何一つ解明されないまま、なし崩しにされようとしています。

 10月4日、玄海原発4号機が「人的ミス」で自動停止。「人的ミス」と軽くみなす九電の姿勢に、ますます原発の安全性に不信が募ります。
 11月1日、4号機が何の説明もないまま再稼働。私達は、全国の皆さんと連携して翌2日、全国6ヶ所同時抗議行動を実施しました。(九電本社、佐賀県庁、玄海町、経済産業省、佐賀県東京事務所、九電東京支店にて)
 12月1日、玄海原発1号機が定期検査で停止。(脆性遷移温度が98度であるという問題が指摘されている中での停止作業でした)
 12月9日の深夜、停止中の玄海原発3号機で1次冷却水(汚染水)が1.8トンも漏れ出たのに、すぐには県民に伝えられませんでした。このような事故であっても、法律上報告義務もないというのですから、ますます不信が募るのは当然です。国が隠蔽を認めているということではないでしょうか。
 12月19日、政府交渉に7名で参加。
 12月25日、玄海原発4号機が定期検査で停止。ついに九電の全ての原発6基が(玄海4基、川内2基)止まりました。

 そして12月27日。原発事故の甚大さが福島原発で実証された今、原発を止めることしか考えられないとして、ついに私達は念願だった玄海原子力発電所4基全ての運転差止訴訟を新たに起こしました。福島や関東からの避難の方も含め、全国から募った160名の新たな原告が加わり、おかげさまで総勢290名の原告団を結成することができました。

 放射能は生きる物すべての命を蝕み、未来を滅ぼします。原発は人権無視の差別を生みます。福島は何も終わっていないのに、再び世界に原発産業を輸出しようとしています。
 私達が福島原発事故から学んだことはただひとつ、原発を止めることです。

 佐賀は、とってもいいところです。どこまでも続く筑紫平野と有明海、玄界灘。自然の宝がいっぱいです。このふるさとを子ども達の時代にも残さなければなりません。 
 私達は、出来る限りのことをしてきました。これからも私達は福島の人たちに心を寄せて、子ども達の笑顔がいつまでも続くように、核のゴミをこれ以上増やさないために、「原発いらない」と訴えていきます。

 今ならまだ間に合います。原発を止めればふるさとを子や孫達に残せます。気付いた人が周りに伝えましょう。みんなで原発を止めましょう。

 私達は何の組織の後ろ盾もない、ただの市民の集まりです。これからも皆さんの支えが必要です。
 ぜひ皆さんのご支援とご協力をお願い致します。




玄海原発プルサーマル裁判の会
石丸 初美

〒840-0844 佐賀県佐賀市伊勢町2-14
TEL:0952-37-9212 FAX:0952-37-9213 携帯:090-6772-1137
E-mail saiban.jimukyoku★gmail.com  URL http://genkai.ptu.jp/
(★を@に変えてください)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

主な活動の軌跡



2004年4月 九電、玄海原発3号機でのプルサーマル実施を表明
2005年12月25日 佐賀県主催「公開討論会」(2011年にやらせ・仕込みが発覚)
2006年3月26日 古川佐賀県知事、プルサーマル事前了解
   10月3日〜12月3日 「プルサーマル・大事なことは住民投票で決めよう佐賀県民の会」発足、県民投票条例制定請求署名活動。翌年2月佐賀県議会で否決される
2007年2月 県民投票の会を改め「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」発足
   7月16日 (新潟中越沖地震発生)
2009年5月23日 MOX燃料の玄海原発搬入
   12月2日 プルサーマル営業運転開始
2010年2月21日 「玄海原発プルサーマル裁判の会」発足
   8月9日 3号機MOX燃料差止請求、佐賀地裁提訴(原告130人)
   12月1日 MOX燃料差止請求第1回公判
   12月9日 3号機ヨウ素もれ事故 九電に抗議、質問書、要望書を提出
2011年3月11日 MOX燃料差止請求第2回公判 公判入廷の最中、東日本大震災・福島原発事故発生。
   6月26日 再稼働へ向けた国主催「住民説明会」(7月6日やらせ発覚)
   7月7日 玄海2・3号機再稼動差止仮処分申立て
   7月8日 「市民でつくる玄海原発 説明会」開催・多久では県による説明会開催
   7月22日 MOX燃料差止請求第3回公判&2・3号機再稼動差止仮処分審尋 裁判の会事務所開き
   9月11日 脱原発佐賀行動・デモ行進
   10月21日 MOX燃料差止請求第4回公判&2・3号機再稼動差止第2回審尋、デモ行進
   11月2日 玄海4号機運転再開抗議・全国6ヶ所同時行動(全国との連携の下)
   11月25日 「あれから2年、さよならプルサーマル12・2緊急佐賀行動」
   12月19日 運転再開に反対する政府交渉(7名参加)
   12月27日 玄海原発全炉停止請求、佐賀地裁に追加提訴(160人が追加、計290人の原告団)

ーーーーーーーーーーーーーー

2012.1.14.現在 稼動中の原発(あと少しですべての原発が止まります!)
東京電力  刈羽5号 2012年1月25日
中国電力  島根2号 2012年1月27日までに
関西電力  高浜3号 2012年2月20日
東京電力  刈羽6号 2012年3月末までに
北海道電力 泊3号  2012年4月末までに (日付は定期検査開始予想日)

ーーーーーーーーーーーーーー

※2012年1月14日〜15日の脱原発世界会議(横浜)における配布資料を校正




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第5回公判のお知らせ

2012/01/16 07:56
【2012.1.19加筆】


★ 市民訴訟・みんなで止める!玄海原発★

【玄海原発全炉稼働差止請求・公判傍聴ご案内】


2012年1月20日(金)

10時   佐賀地方裁判所 集合・アピール行動
     佐賀市中の小路3-22 TEL:0952-23-3161
11時   公判開始
12時   デモ行進〜中央大通り〜市役所〜九電
13時半 記者会見:アバンセ大集会室
14時   報告集会:アバンセ大集会室
      佐賀市天神3-2-11 TEL:0952-26-0011



【開廷までの流れ】

10:00〜10:15 傍聴整理券配布
10:25〜    一般傍聴券の抽選
10:45      一般傍聴券交付終了




 2011年3月11日、福島原発大事故。原発の凶暴さが現実のものとなりました。私達は原発を再稼働させないために法廷内外で行動を続けてきました。12月27日、これまでの玄海原発3号機MOX 燃料使用差止請求に加え、1〜4
号機すべての運転差止を求めて新たに提訴しました。全国の皆様と力を合わせて大きな一歩を踏み出しました。
 1月20日の第5回公判は追加提訴後、初めての公判です。福島から九州に避難され、新たに原告に加わった方が意見陳述をされます。傍聴にぜひともご参集ください。
 命を守るため、子どもを守るために、玄海原発、全国すべての原発を廃炉とさせましょう。
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脱原発世界会議に参加します!

2012/01/12 07:44
1月14(土)ー15(日)、パシフィコ横浜で開催される
「脱原発世界会議」に、
ブース展示とイベント企画に参加します!



命のため、こどもたちの未来ために
市民が素手で闘ってきたことをお伝えします。
ともに考え、行動しましょう。全国の、全世界のみなさんと!
会場でお待ちしています。元気を分かち合いましょう!


ブース


14日〜15日
会場:パシフィコ横浜会議センター303
ブース詳細はこちら

イベント

15日(日)15:30〜17:00
会場:パシフィコ横浜会議センター313・314
イベント詳細はこちら



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「市民訴訟・みんなで止める!玄海原発」12月27日(火)提訴 速報!

2011/12/29 10:02
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玄海原発差し止め訴訟 速報


 玄海原発1−4号のすべてを停止させる裁判が12月27日に、いよいよ佐賀地裁で始まりました。原告は私たち「玄海原発プルサーマル裁判の会」の全国22都道府県の288人。元からの原告130人に158名が新たに加わりました。九州電力が被告です。

 当日、佐賀地裁には報道各社と県内外から支援の仲間が集まり、さらに新調した横断幕とともに原発の危険性をアピール。冠木克彦弁護士が地裁に原告名簿を提出すると原告団からも思わず拍手が。「静粛にしてください」と注意する地裁の人たちも目は笑っていて、市民裁判らしい光景が見られました。

 その後行われた報告集会では石丸初美代表が2006年のMOX燃料事前了解にさかのぼる経緯を説明しました。当初は原発そのものの危険性を訴えたくても、世論に理解されないだろうとした判断があったこと。そこで、プルサーマルに特化した裁判を起こしたことなどの説明があった後、3.11以降事態が全くかわってしまったとしました。「福島の子どもたちはあの海でもう二度と泳ぐことはできないと思うと胸がつまる」といいます。残念なことですが現実のものとなった事故の重さが今回の裁判を支えています。

 さらに、引き続き今回の裁判を担当していただいている冠木弁護士は今回の裁判を「檻の中のライオン」になぞらえています。ライオン(原発)が危ないものであることははっきりしています。これが檻に入っているから大丈夫というのが、これまで通ってきた理屈だったわけですが、そうではなかったわけです。だから逆に電力会社として「檻は破れているが安全」ということを立証しなければならない。そういった流れの裁判になっていきます。

 また、美浜の会の小山英之さんはいくつかの技術的論点を改めて、説明しました。くわしくは訴状に譲りますが、「長時間の全電源喪失という前提がないこと」(これは原子力委員会の班目委員長も認めています)、「事故の原因が強調されている、津波ではなく地震そのものとしないと説明がつかないことがある」これによって全国にある原発の耐震基準そのものが、全て問題になる可能性があります。

 また特に玄海1号は「脆性遷移温度」の問題があります。すでに皆さんご承知かとは思いますが、これは炉心が中性子の照射でもろくなっている問題で、「98度」という数字は、何かしらの事故があった場合、玄海1号の炉心は「98度以上の水(!)」でしか冷やすことができない。実質手のうちようがない事態になります。こうなれば偏西風によって佐賀どころか関西まで被害は及ぶでしょう。

 これらについて、裁判で争うわけですが、3.11以前とは比べ物にならないほど関心も高いでしょうし、ここが転換点になれば、私たちの思いも初めて報われるのではないでしょうか。ただ普通に暮らしたいだけという思いも。
(T)

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 玄海プルサーマル裁判の会、これまでの原告130名に、今回新たに福島から佐賀への避難者を含めて全国から158名が加わり総勢288名(倍以上!実務も大変!)で、「玄海1〜4号すべてを止める!」と追加提訴してきました。
 3・11以前はプルサーマルをまずは止めようと、燃料棒の危険性を「重箱の隅をつつくように」闘ってきました。しかし、3・11福島事故が起き、原発の凶暴さが現実のものとなったことを受け、再稼働反対、原発そのものを止める!闘いへと発展しました。

 行動を通じて、頼れる仲間が全国に増えたことは本当に心強いです。1人1人が覚悟を持って行動する人達です。
 今朝の石丸初美代表の弁。「今日の記者会見は今までで一番気が楽です。なぜなら、6年前から原発反対と思って運動に参加していたからです。素直に自分の気持ち言えそうです」

 そして、今日午後2時、佐賀地裁にて提訴、無事受理されました。新たなステージにコマを進めました。詳細報告はあらためてすると思います。

 次回公判は1月20日(金)です。デモもやるかもです。みんなで力をあわせて、すべての原発を止めましょう!

(N)

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 新原告の何人もの方から、「原告としてがんばります」の声も届いています。次回、公判で意見陳述をお願いしているUさんからも「昨日はお疲れ様でした。みなさんにお会いしたかったです。1月20日の公判にむけて、微力ながら精一杯できることをしたいと思います。よろしくお願いいたします 」とメッセージが来ました。

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お忙しくて、いつもはとんぼ帰りの弁護士の先生方。この日はやっと時間をつくってくださって、原告との懇親会にご参加くださいました。来年も、よろしくお願いします!

 この1年、本当にいろんなことがありました。つらくて悲しい出来事がたくさんありました。どうぞみなさまが穏やかに新年を迎えられることを心より願っています。




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