玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会

アクセスカウンタ

zoom RSS 8月7日、いわき市議 佐藤和良さんとの交流会の報告

<<   作成日時 : 2011/08/09 00:03   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

Tweet


※2011年8月15日、一部タイプミス修正しました。また、外部サイトへリンクをしました。(下部)




8月7日、福島県いわき市から、市議会議院の佐藤和良さんがお話に来られま​した。
6日、広島訪問の後、7日に佐賀入りされ、午前中は玄海町を訪問されてから、裁判の会事務所へおいでいただきました。
腕は真っ赤な日焼けのあと。日頃のご活動によるものでしょ​う。お話の内容はもちろん、とても​暖かくて誠実なお人柄に触れ、胸が熱くなりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【佐藤さんのお話メモ】



●佐賀、玄海に来て

 楢葉町の生まれ。高校からいわきに住む。子ども2人を育て上げ、今は妻と2人暮らし。
 1988年から脱原発福島ネットワークの活動に関わっている。市議は2期目。

 8月5,6日に広島に行って来た。原爆被害と原発被害で意識の差があるのを感じた。
 また、西日本に来て、東日本で被爆をよぎなくされている人々と、西日本の人々との意識のギャップを感じる。

 今日は玄海原発エネルギーパークを訪れた。福島第一原発にもサービスホールと比べたらすごいものだった。原寸大の加圧水型炉があったり、植物園、遊具施設、テーマパークまである。子づれ家族がたくさん来ていた。
 福岡から来た赤ちゃんづれの若いお母さんに話を聞いた。「放射能はこわくないか」と聞くと「こわいです」。「でもここは遊具があって遊べますから」と。

 福島原発でも、国民を洗脳するために、いろいろやられていたが、玄海のようにファミリーがのどかに過ごしているのを見てびっくりした。西日本、東日本の放射線被爆に対する感じ方がこうも違う。

 現地で活動しているものが語り継いでいく必要がある。市民のつながりをつくっていきたいと思い、今日は佐賀に来て話したいとこちらから頼んだ。
 玄海町長や佐賀県知事のふるまいをみて、再稼動止めるのに私が何らかの役に立つならと思って。


 ●福島第一原発の昨年の事故

 福島第一原発では去年6月17日に全電源喪失、水位が下がったということがあった。ブログに書いたら、推進派から「メルトダウンなどするはずない」などと反響がものすごくあった。。推進派にとってそれほど衝撃的だったのかなと思う。
 中央操作室でメンテナンスをやっていた人が、スイッチをさわって、全電源喪失にまでいってしまったという説明が1ヶ月後に出た。ヒューマンエラーだったと。それにしても、作業員がちょっとしたことでダウンするシステムなのかと。

 福島第一のマークワン型とは原子力潜水艦用につくったものを商業用にしたもの。1967年頃からつくりはじめた。今の技術からすると、ものすごく古い。スーパーコンピュータもない。設計図も青焼き。そういう実験炉として福島に持ってこられた。設計、施工をしたGEから日立、東芝へわたされた。運転だけをマニュアルどおりやるようまかされたということ。未熟な技術で、原子炉として完成されたものでもなかった。アメリカ自身も問題にしてきたが、30年設計のものを40年も運転してきた。保安院は今年2月にOK出したところだった。そもそも基本思想に誤りがあったのに。

 去年6月に感じたことは、依然として東電も国も国民の安全など考えていないということ。1日稼動しないと1億円の損失。だから止めないで継続運転する。住民の安全は無視して。その1つの象徴が去年の事件だった。


●プルサーマル

 もう1つ問題。プルサーマル計画は99年、私達もいったん押し戻した。
 凍結されたプルサーマルを、去年6月に佐藤雄平知事が受け入れ、8月に稼動した。

 佐藤栄佐久・前知事は、反原発でなかったが、GE技術者が内部告発していたのを東電、国が一緒になって1年間公表しなかったことがわかり、様々な不正が見つかり、「住民の意見も聞かず、知事の意見も聞かず、ブルドーザーのように国策を進めるのに反対」とプルサーマルは完全撤回となった。

 そして、前知事は「核燃料サイクルは成立しない。使用済み燃料も再処理でなく、直接処分などワンスルーでいくしかない」と検討会で報告。国のエネルギー政策をすべてひっくりかえすような話になり、国としてほっておけないということで、厚生労働省で冤罪事件となった村木さんと同じく、東京地検特捜部が弟の金の問題で逮捕、起訴した。事実が確定しないまま、有罪となった。今、最高裁で審理中。要するに前知事は国策に反対したので首を切られたのだ。その後の、佐藤雄平・現知事が検討会決定をくつがえし、プルサーマルOKとなった。

 昨年6,7月に東電交渉を何度もやったが、彼らは何を言っても、最後は安全だと。だらだらと説明はするが、最後は実証的な説明はない。双葉町反対同盟のIさんと「ここまでくると事故しかないな」などと話していた。


●3・11

 我々は原発反対の第二世代としてやってきたが、廃炉に向けて、Uさん達30代40代を第3世代にしていこうと、去年11月にハイロアクションを始めた。3月26日に予定していたオープニングイベントを準備しているその時に大地震。これまで体験したことのない揺れだった。延期し、緊急アクションを行ってきた。

 夕方、官房長官が大丈夫だと話していた。夜更けるになるにしたがって、ベントをするという話が出た。背筋が寒くなった。原子炉の中で過酷事故が起きてしまっては大変なので、起きる前に圧力をぬくために、炉内の蒸気を環境中に出すということだ。1993年頃、東電交渉の中で、アメリカ原子力規制委員会(NRC)に言われてベントをつけることになった。それまで安全安全といっていたのに、それはおかしい、つけるということは炉心溶融までいくということ、それを認めたわけだ。ベントは住民に放射線をしいる。なんとか事故を防ごうと30年間やってきたことが、無になる瞬間だった。11日夜に原発労働者が家族に携帯で「逃げろ」と電話。

 3月12日、午前5時頃、自衛隊の大型ヘリが2台、関東方面から原発に向かって飛んできた。それが問題になった、菅総理の訪問だった。

 ベントをしたところで問題にならないだろう、海水を入れるしかないだろうと思ったが、東電が躊躇して、遅れた。鉄塔が倒れたから電気が途絶え、配管も破断していた。

 結局、安全神話でどっぷりつかっていた人たちに、危機管理などまったくできなかったということ。吉田所長もがんばったと言われているが、本当のところはわからない。オフサイトセンターはとっとと福島市に逃げた。いったん核事故が起きれば、防災計画など吹っ飛ぶ。EPZ、防災重点地域、何も意味ない。これが福島の教訓。原発を止めるしか防げない。彼らは何をいっても安全。ストレステストも同じだ。


●子ども達を避難させよ

 いわきには立地町の住民が国道6号でどんどん南下してくる。それを見て、我々も避難しなければと。いわき市34万市民のうち半分が1週間で避難した。水道が完全にアウトになった。トイレも風呂も飲み水もみんななくて、給水車。18日にペットボトルの支援がきた。うちは1800世帯の町だが、配布できたのは1000未満。隣組は13世帯中5世帯だけ残っていた。東京や秋田に逃げていた。

 水道は4月1日にきた。4月6日、小中学校再開というので、は子ども達が戻ってきた。私達は子どもを戻さないために、教育長に面会して、2ヶ月休校せよと申し入れた。最悪、やるならば、線量計を全校に配布しろと。しかし結局6日に始まってしまった。自主避難の人たち、子ども達が戻ってきた。

 それから5ヶ月。自主避難する人が増えている。福島市の保育所などで避難したのが1240人。今、2000人という。

 3月15日は風向きで東京や静岡まで流れた。15日夜から未明にかけて高いところでは雪、低いところでは雨となり、それによって放射性微粒子が大地に降り注いだ。21日も北西からの風で南に流れた。関東がやられた。

 いわき市にもホットスポットがある。そこに子どもや住民をおいておくことはいいことではない。避難させるべきだというと、市長は「そんなことをしたら福島県に人がいなくなっちゃうよ」と。その前に人が死んじゃうでしょという話だ。

 だから除染、除染と言っている。中通りは1.2マイクロ毎時前後。そこで暮らすということは、0.6で管理区域だから、それ以下、0.4とか0.3にするだけ。除染をやらないよりはやったほうがいいというだけにすぎない。通学路の除染とかいうが、それで放射線防護になるのか。子どものことを考えると、しばし九州の人たちに見守ってもらうのがいい。
 民間でサマースクールというが、公でやってもらわないと、現実的には費用がかかって、行けない子どもが多い。


●食品の放射能汚染

 食品汚染が農産物から始まり、酪農関係に広がった。海産物について県漁連は出漁停止。モニタリングしているが、多いのではキロあたり1200ベクレル。低いのでも30ベクレル。9月段階で出漁停止をやめようという話もある。県立水産高校がハワイでとってきたのが、小名浜での初めての水揚げだった。

 かつお漁は常磐沖で獲ったら、いわき市の小名浜に揚げるが、流通が受け付けない、つまり消費者が「小名浜沖」「常磐沖」というと買ってくれない。そして、気仙沼で揚げたものが出回った。小名浜港にあがらず、気仙沼に揚がっただけ。これは、宮城漁連と茨城漁連が獲っているということ。福島県漁連としては40種をサンプル調査を真面目にしているだけだ。

 こうしたことがこれからもどんどん出てくる。被爆の最小化を考えると、パッケージに何ベクレルと表示するしかない。そういう時代になってきているのが現実の世界だ。ベクレルモニターをいわき市に、スーパー各店舗にいれろと総務に話したが、笑われた。

 広河隆一氏がベクレルモニターを福島市の市民団体に寄付した。家庭菜園のものを調べられる。230ベクレルから20ベクレルと。野菜、牛乳。そうやって自己防衛するしかない。市民運動だけではだめ。自治体それぞれ食品汚染を知るためにやるよう要求している。

 いわき市でも、ゲルマニウムモニターをいれるとなると一基3000万円かかり、時間もかかるので、今年の夏野菜に対応できない。食品をさばいて、刻んで、加工して、食べれる状態にして、1時間とか時間かけてやらないといけない。しかし、富士電機で450万円ぐらいで、12秒で測定できる装置を500台つくるという話がある。

 子どもを放射能から守る福島ネットワークは今、メンバー500人。いわきでもできた。私らが20年かけてやってきたのを軽くのりこえるぐらいの勢いだ。必ずしも脱原発ではなく、とにかく子どもを守れと。私達はそれをバックアップしていきたい。


●原発推進国家総動員体制をおわらせよう

 戦前は天皇制を頂点にした国家総動員体制だった。そのいきつく先が原爆だった。戦後も、社会の中でも企業の中でも国家を優先するという教育がなされ、原発推進国家総動員体制となり、そのいきついた先が今回の事態だ。8町村だけで80万。100万近い人が被爆者にさせられた。そこの責任追及をきちんとやらねば。

 政府の事故委員会は、事故責任の追及をしないと早々と決めた。東電の責任が第一だが、それを許したのは保安院、原子力安全委員会、経産省だ。政治の側からは中曽根、正力、自民党政権。田中角栄は電源3法をつくり金で買収した。玄海町の建物は役場も町民会館もすごい。保守系の政治家、町長、彼らは今、被害者面しているが、みな共犯者だ。福島でもそれが問題だ。あなたたちが進めてきただろう!

 マスコミも総動員のために体制をつくった。教育もすごい。環境エネルギー教育では、再処理まですばらしいと教える。
 原爆も原発も、これは人類に莫大な被害をもたらす。コントロールできない。これはやめるしかない。原子力村を解体するしかない。

 古川知事のやらせメール問題もあるが、保安院が全部やらせている。新たに安全庁をつくるというが、だまされてはいけない。経産省を変えねばならない。安全庁は調査、訴追権限のある、国家独立行政組織法に基づく、独立した委員会にしなければ意味がない。でなければ、表紙をかえただけで、焼け太り、原発の推進体制はびくともしない。
 今、電通、博報堂中心に反撃の動きがあるらしい。菅のような「なんちゃんって脱原発」もいる。工程表などのいんちきだが、それに負けないようにしなければいけない。


【質疑応答】 ▲=参加者 ●=佐藤さん

▲質問:自宅の線量はどのくらいか。
●自宅前は毎朝測っているが、上が0.25、下が0.17.室内で0.20から0.09。
 小名浜は海風があるので、外で0.1。いわきのホットスポットで、高いところは3とか2。計画避難地域にしろといっているが、政府は帰そうとしている。とんでもない。


▲自分は7月27日まで、郡山市で地場大手スーパーのヨークベニマルで野菜を扱っていた。先日、鳥栖へ避難してきた。
 毎日「この地区の野菜はだめ、それ以外は売ってくださいね」と。お客さんからも「福島産のを」と言われることもあり、福島県産と他県のものと2つ置いていた。こんな長くなると思っていなかったので、西田敏行が大々的に福島県産のものの売り込みをした。あとは自分達の判断で選んで、ということだ。
●「がんばろう福島キャンペーン」で、「福島支援のために福島産を食べよう」と行政はキャンペーンを展開。しかし消費者は選ばない。いわきのスーパーだと福島産1:他県産5だった。


▲質問:ぜひ公表をもっともっとやってほしい。20ミリ問題は県知事が「県民がいなくなる」ということで要請したという話もあるが。
●県教委と文科省がすりあわせしないということはないだろう。20ミリ出た時に県教委の遠藤委員長は「指標が出てありがたい」と言った。できレースだろうと思った。


▲質問:山下俊一教授は悪魔の使いだ。飯館5000人のうち半数が逃げた。その後、かなり戻ってきたという。相当な情報操作があった。
●飯館村は彼が安全といったから、村民が残った。かつて「もったいない運動」やっていたから「もったいなくて」離れられないのか。彼がずるずる決断しないからああなった。若い人にも話したが、村長とケンカしてでもやらないとだめだった。


▲質問:福島県民はもっと怒らないのか。
●怒らせないようにしている。菅政権は県民健康調査を山下を座長にしてやらせる。県立大学副学長とつるんで。200万人県民に311以後、何をしていたか書かせて、数値が高そうな人を調査する。住民の健康のフォローをすると書いてあるが、何をするとも書いていない。それ自体をデータベース化するのが目的。広島の放射線影響研究所の協力でというが、前身は原爆傷害調査委員会(ABCC)だ。アメリカが広島で5年間、報道規制して、モルモットのように被爆者を検査するだけで治療はしなかった。今回の調査の目的も、モルモット的な調査で、県民の健康を守ることではない!
 彼らは福島県と医師会、県立医大も含めた組織的犯行だ。報道も一般県民もシャットアウト。
 明日8日、県議会でもとりあげようと話している。このまま黙ってモルモット化されてたまるか!

▲市報でも「子どもも妊婦も安全です」と。今、山下やめさせる署名運動始まった。はらわたにえくりかえる思いだ。
●山下は二枚舌だから気をつけて。行った先々で話を変える。九州では20ミリが危ないといいながら、福島では安全という。

▲質問:佐賀で何をしたらよいか。
●玄海を止めること。佐賀県民の皆さんに話す必要があれば何回でも来たい。贖罪のつもりで、第二第三の福島を起こさないために。今、向こうは反撃を準備している。実態を伝えることだ。今止めなくては止まらない。玄海で起きれば西日本はつぶれる。

 869年の地震。津波がきたことを東電は無視した。日本が原発で滅ぶ日も近い。エネルギー問題ではない。再生可能エネルギーはすぐできないという話がすぐ出てくる。これは命の問題だ。金なんかいらないから、命を守る当たり前の国にしようと。
 内部被爆を最小化することが必要。ベクレルモニターを福島に送ろうという運動を佐賀でやってもらえるとうれしい。また子どもを受け入れる、佐賀でも150人とか、という話もいい。


▲放射性ガレキや汚泥の問題。3万ベクレルを超える腐葉土が佐賀に来たというニュース。米軍が福島の自動車を佐世保にもってきた。ガソリンスタンド汚泥も9万ベクレル。
●放射性ガレキ、国は災害廃棄物というが、福島県内にあるのはほとんど放射性廃棄物。環境省の専門家委員が8000ベクレル以下になったら焼却したらいいといっていたのを、10万ベクレル以下でいいと変えた。微粒子になって出てこないのかと聞いたら、「99パーセント集塵機で吸い取るから」と。しかし根拠がない。燃やしたら燃やしたで放射性炉になってしまう。作業員も被爆。
 全国の基礎自治体でチェックしないとだめ。発生源を拡散させるのはまずい。そのままにするしかない。


▲九州に住む者として、ガレキを持ち込ませないために強い意志でのぞみたい。ガレキ問題で鳥栖の環境センターに電話したが、担当者もよくわかっていない。何か方法がないか。
●「わからないことはやらない」と基礎自治体がなること。国がきちんと責任をもつといわずに、ガレキ受け入れをやらせている。被害が起きてからの損害賠償まで自治体と!そんなことを自治体で責任もてないでしょうと、自治体に強くいうべき!

▲プルサーマルの影響。古川は受け売りでプルサーマルだからといって問題はなかったと言ったが。
●誰もわからない。事故調査もきちんとならない。それぞれの立場の専門家がそれぞれ出す。現実的には判断しにくい。古川康は保安院とのできレース。


▲福島の住民をどうしたらよいのか。
●行政的に避難させるのがよいが、国と県はそこに福島県民を閉じ込めるという政策なので、自主避難を勧めるしかない。
 いわき市は線量が低かったゆえに、原発労働者など、前線基地になっている。避難区域全体で8万の避難民のうち1万5人がいわき市に避難してきている。さらに2万人になると言われている。一方、いわき市民1万人が他へ避難している。


▲避難する人に対して、いやがらせなどは。
▲避難民 社内で2ヶ月ぐらいいじめというか。
 自分は数日前に鳥栖に来た。スーパーのパートさんとも話したが、できれば避難したいという。しかし、仕事とか家族がいるからと。
 自分は1人で避難したが、親とも話しあった。それぞれ考え方もある。知人から「薄情だね」といわれた。避難することに対して「こわがっているのね」「捨てていくのか」といったニュアンスがある。
 一番いいのは、無理やりにでも県民を避難させること。しかし、国も県も臨床実験しているとしか思えない。山下は結局、とどまらせて、研究したいのだろう。生まれ育った場所、友達、家族がそう扱われるのはたえられない。県民全員避難となれば、玄海反対運動にとっても大きなうねりになるのではないかと思う。
 放射線被曝について、テレビの情報も取り上げないわけではないが、だんだん普通のニュースの中で伝えられる程度になっている。その中で福島県民は不安、あせりを感じながらも、日常を過ごすことでかき消そうとしている、だから怒りになってこないんだと思う。自主避難する人に、ねたみもあるかもしれないけれど。
▲放射線被曝を危険だと思っているグループとそうでないグループと2つにわかれる。自分の夫は福島に残っているが、「なんでそんなに怖がっているの」「あなたの家族はおかしい、神経質ね」と変人扱いされる。


▲独立委員会の例はあるのか。
●独立した組織としては、運輸安全委員会がある。市民団体がいうことがまず必要だが、政治ルートも使わないと。「なんちゃって脱原発」のみんなの党もある。

=========

 佐藤さんとハイロアクションをともに担ってきたUさん(福岡に避難中。娘さんと参加)からは「今、戦争の最中だという危機感を抱いている。この子たちの未来をどうやって守っていくかという気持ちをもちながら、原発なくすためにやっていきたい」と発言、
 ママ原にも加わるAさん(福岡に避難中)からは、子ども達・ママ達が大自然の中でくつろいでもらう「おいで福岡プロジェクト」への協力の呼びかけがありました。

(N)


参加者の感想

Iさん

 佐藤さんは、原発の問題を、あの事故がある前から訴えかけてきた方。
そして交流の時間では福島市内から避難されてきてある方々から、生のお話を伺う事も出来ました。 それは悲痛の声でした。

「避難するという話をした時に、『神経質な人ねぇ〜』とか変わってるとか思われながら出てきました。夫も職場でそういう風に見られるのが辛いという話をしています。」

と語った小さなお子さんを抱えた30代女性。

「福島では、危険だと思っているけど、出てこれないか、安全だと思い込まされて信じていて大丈夫だと思っている人のはっきりとした二分化があります。だから、私は福島に帰ることも恐ろしいのに、地元ではマスクも子どもにさせていない母親、砂場で平気で遊ばせる母親もみました」 と・・・。

で、私に直接教えてくれた話だと・・・「自分の名前がどうも独り歩きしていて、道で声をかけられたり、福島の両親の所にも届いていたりするの。で、まだ応援をしてくれる方の方だからいいけど・・・実際怖い。夫も離れているし。両親は、周りの人から避難して暇そうでいいわねって言われてるって。自分たちは避難も出来ずに、福島にいるのに、って。」

この話を聞いて、食事会の時に石丸代表と話をしていて、
「福島があんな風になってしまったのは、時限爆弾が止めきれなかったから。福島でも気づいて止めようとしなさっていた方々が沢山いた・・・けど、間に合わなかった。玄海でも時限爆弾はスタートしている。それを爆発する前に止められるかどうか・・・」というお話をされました。だから、睡眠時間が3時間だろうが、毎日毎日あちこちに飛び回って、皆さんにお話をしてある疲れを見せず笑顔でこうおっしゃいました。
「でも、今年が勝負!!だから、がんばろう!!とにかく止めンば!!」



Kさん


佐藤和良さんのお話は衝撃でした。
今朝のラジオのニュースも別の視点で聞こえてきます。

被災地の現状について多方面に及んで貴重なお話が続々と続きました。

佐藤さんご自身は東日本と西日本の落差が大きいことに驚かれたようです。
内容は壮絶でした。

メモから
*食品汚染ー農産物・海産物(水揚げに関するうそ)
*学校給食についても自治体によってばらばら(地産地消でやってる所もある)
*全国に拡散しようとしている放射性瓦礫
*ごみ処分場が二次的な放射能発生地となっていること
*今後、そこで働く作業員の被曝問題
*県民健康調査=被曝推測積算調査のからくり
*100万人が強制的に被爆者になっている等・・・

●フクシマで生きるなら…
*被曝の最小化には食品パッケージに○○ベクレルと表示するしかない(佐藤さん私見)
*ベクレルモニターをスーパーの店頭に置くしかない(佐藤さん私見)

★このままでは、原発で滅ぶ日は近い。
★エネルギー問題にすり替えられないこと
★金の問題でもない、いのちの問題です。


避難されていらっしゃる方々も多く参加してくださいました。

最近、お仕事も捨てて福島から鳥栖に避難されて来られたUさんから
現地ではうしろ髪を引かれる思いで避難する人と避難したくてもさまざまな事情で避難できない人の人間関係に亀裂が…
そして多くの家庭崩壊にも…

平和で穏やかな暮らしが一変しています。
人間関係がボロボロになっている切実な状況を聴かせて頂きました。


※こちらのサイトでご紹介いただきました。
ペガサス・ブログ版「いわき市議の佐藤和良さん佐賀で語る」

画像




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
8月7日、いわき市議 佐藤和良さんとの交流会の報告 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる