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zoom RSS 2月17日九電へ提出、放射能漏れ等に関する質問書

<<   作成日時 : 2011/03/31 13:08   >>

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2011年2月17日に提出した質問書です。

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玄海原発3号機における放射能漏れ等に関する質問書

九州電力(株)社長 眞部 利應 様

2011年2月17日


貴社は、今回MOX燃料を装荷している玄海3号機で、燃料棒からの放射能漏れを起こし、九州の住民を始めとする国民にとんでもない心配をかけました。
貴社の発表によれば、漏洩を起したのは、MOX燃料ではなくて、ウランの燃料棒だったとのことですが、原因は「燃料棒に偶発的に発生したピンホール」と発表しています。
これについて、2月9日付けの朝日新聞も、「ピンホールの実態は解明されないままだが、九電は『安全上問題はない』として定期検査後の4月にもプルサーマル発電を再開する方針を示した」。「今回も『原因』はあくまでも推定の域を出なかった」と報道しています。
そこで、私たち九州の住民は貴社の発表内容ではとうてい納得できないため、玄海原発における過去の漏洩の調査も含め、ピンホールの実態解明に向けて質問せざるを得ません。
私たちは、専門家ではなく、まったくの素人ですから貴社におかれては、私たちの納得のいくまで確実に、解りやすく、且つ、迅速(運転再開前まで)に回答をお願いします。

質問書提出69団体・別紙
連絡先 小林栄子(090−4983-7032)



質問事項

1.玄海原発3号機等での漏洩燃料に関する基礎的事実について

(1) 玄海3号の漏洩燃料集合体はA型ウラン燃料体(QAHD88)だとのことですが(2月8日付保安院プレスリリース)、これは製品番号ですか

(2)玄海原発で今回も含めたこれまでの漏洩燃料集合体すべてのそれぞれの製品番号、製造年月日、燃料受け入れ年月日、及びメーカー名を示してください。

(3)漏洩燃料集合体はガドリニア入りのウラン燃料集合体だったのですか。漏洩燃料集合体の炉心内の位置と集合体内での漏洩燃料棒の位置を、誰にでも判るように、図示してください。

(4)漏えい燃料集合体のこれまでのサイクルにおける炉心内の位置の経歴を図示してください。また、漏えい燃料集合体の燃焼度はいくらですか。

(5)漏えい発生当初からこれまでの間、一次冷却水に含まれる放射性物質、ヨウ素131およびヨウ素133、セシウム134、セシウム137の濃度測定をしていましたか、していればその測定結果をお教え頂きたい。



2.今回の漏洩が起こった推定原因について

貴社は、2月8日付プレスリリースにおいて、「漏洩が認められた燃料集合体1体の詳細調査をおこなった結果、超音波による調査で燃料棒1本に漏えいが確認されたことから、当該燃料棒について、ファイバースコープによる外観調査等を行ないましたが、異物の混入、損傷及び著しい腐食などの異常は認められませんでした。
このことから、今回の1次冷却材中のよう素濃度上昇は、燃料棒に偶発的に発生したピンホールからの微少な漏えいが原因であると推定されます」と発表しています。

(1)外観調査等の等は何を指すのですか。ほかにどんな調査を行なったのですか。

(2)「著しい腐食は無かった」ということは、有る程度の腐食は有ったということになります。腐食はどの位置に、どの程度の、どの範囲の腐食が有ったのですか。


(3)腐食の位置にピンホールが有るかどうかは、調べられないのですか。

(4)漏洩した燃料棒までは特定できたが、長さが4mも有る燃料棒のどの位置かは特定できていないのですか。位置を特定できる有効な方法は無いのですか。

(5)今回の漏洩では、12月8日に0.15(Bq/立方センチメートル)だったヨウ素131濃度が12月9日には0.3に、12月10日には0.59に増大しています。

これは何故だと考えていますか。漏洩孔が拡大しているのではありませんか。
(6)関電の大飯2号や他と比べても、今回の玄海3号の傷の進展度合は大きく、「偶発的に発生したピンホール」でなぜ、このような拡大傾向が生じるのか、詳細に具体的に説明してください。



3.これまで玄海原発で起った漏えい及び共通原因について

(1)これまでの玄海原発で起こったすべての漏えいの事例について、測定日付とそのときのヨウ素131濃度測定値の推移を記述・比較した表を提示してください。

(2)これまで玄海原発で漏洩を起した全ての集合体の炉心内位置と漏洩燃料集合体内での漏洩燃料棒の位置を、誰にでも判るように、それぞれ図示してください。

(3)今回で、玄海原発が放射能漏れを起したのは、何回目ですか。
これまで玄海原発で漏洩を起した事例の、発生年度、サイクル数、推定原因、対策などの全容をお示しください。全て原因が特定されず、推定に留まっているのですか。

(4)それらの漏えいに共通することは何だと、考えていますか。 また、共通しないことは何ですか。



4.今後の原因調査について

(1)ファイバースコープでも、判らないのであれば、ホットラボに入れて調べるべきではないのですか。関電ではそうしているのに、九電はなぜ、しないのですか。

(2)初めての放射能漏れの時から、ホットラボに入れるなどの徹底解明をめざす方策を
取っていれば、今、原因が特定できているかもしれない、とは思いませんか。
何故、原因解明の可能性が十分ある方法が有るのに、九州電力はそれを行なおうとしないのですか。



5.今後の対策について

(1)貴社のプレスリリースの説明で万人が納得いかないうちに、危険なMOX燃料を装荷して、運転再開するのは許されない、とは考えないのですか。

(2)原因が「偶発的に発生したピンホール」ではなくて、大飯原発で推定されている振動が原因だった場合、同様の漏洩が他で起ることは避けられません。少なくともホットラボに運んで調査するとともに、同一メーカー、同一製造時期の集合体は使わない措置をとるべきとは思いませんか。



6.貴社の説明の姿勢について

(1)関電の2010年4月28日のプレスリリースを見ると、随分詳しく報告されており、用語の解説までされており、市民に解ってもらおう、という姿勢が見受けられるのですが、九電の2011年2月8日のプレスリリースでは、まったくその姿勢が感じられません。
同じ電力会社なのに、九電はなぜそんなにお客様でもある九州の住民・市民を軽視しているのですか。

(2)関電は、漏えいの「推定原因」として「第9支持格子内での燃料棒と支持版またはばね版の接触面で、燃料の種類による相違点、原子炉内の1次冷却水の流れ(隣接燃料による影響)などの影響が重なったことによって燃料棒の振動が大きくなり、その状態で燃焼が進んだことから摩耗が進展して微小孔(ピンホール)が生じ、漏洩したものと推定」
したと述べています。
同じ「推定」でも九電とは違って、かなり、具体的な調査を行なった記述が読み取れます。
貴社の調査においては、関電の調査に出てくる、第9支持格子の位置にズレ、隙間や入り込み、下部ノズル・炉心・炉心中心・漏洩燃料が形式の異なる燃料で囲まれた場合などの流速の違い、流動解析、フレッティング摩耗などの具体的な言葉・用語が一切登場しません。
これは何故でしょうか。

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